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関節痛
公開日:2021年12月28日関節痛
中高年になると関節痛を訴える人が急増!
近年45歳を過ぎると関節痛を訴える人が急増しています。特に男性よりも女性に多いのが特徴。階段の上り下り、荷物が持てない、腰が痛くて運動が出来ないなど。その原因は、ケガ、細菌などの感染、リウマチ、痛風などですが、中高年に多いのが変形性関節症によるものです。特に男性よりも女性に多くみられ高齢になるほど発症する人が増えてきます。
変形性関節症(ひざ関節の場合)と関節軟骨必要性
正常なひざ関節は表面が関節軟骨で覆われ、クッションのように働き衝撃を吸収したり動きを滑らかにしているのですが、加齢や体重増加、運動不足、過度のスポーツや極度のダイエットの影響で、次第に関節軟骨が磨耗し始め、朝、違和感を覚えたりひざに体重がかかる動作で痛みが出たりします。さらに進むと関節軟骨がすり減り痛みが出てきます。正座や階段の上がり下りが苦痛になり、ひざが腫れて熱を持ったり、むくんで水がたまることもあります。
関節にはひざへの衝撃を吸収する為の軟骨が存在しています。軟骨の主な成分は、水分、コラーゲン、プロテオグルカンの3つで、これらが軟骨の基質を形成し、軟骨に弾力性を与えています。
対処法
医療機関で関節痛の原因を調べることが第一です。変形性関節症と診断されたら、日常生活で以下のことを心がけましょう。
1.太り過ぎに注意
体重が増えるとひざへの負担が多くなります。カロリーの摂りすぎに注意しましょう。
2.筋力強化で関節をサポート
筋力を鍛えてひざを支える力を高めて、関節痛の痛みを軽減しましょう。
3.ひざを冷やさないように
血行が悪くなると痛みを誘発しやすくなります。サポーターやひざ掛けをしてひざの保湿に心がけましょう。
グルコサミンは軟骨の材料
変形性関節症などの予防や治療のために、今、注目を集めている「グルコサミン」。グルコサミンは、食べ物にはごくわずかな量しか含まれいないので、普通の食事から補給するのは困難です。加齢とともに減っていく「グルコサミン」を、積極的に補給することは、そのひとつのケア方法です。

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